1. 今週の振り返りと売買検証(8月10日〜14日)
今週の日経平均株価は、米CPI・PPIの下振れに伴うインフレ鈍化観測や、米株高・金利低下を追い風に急上昇を見せました。東京エレクトロンやアドバンテストなどの値がさ半導体株へ資金が集中し、直近2週間弱で約5,000円幅の急騰を記録。8月14日(金)には一時69,600円台(前場+1,200円超)まで達し、大引けも68,713.80円(4日続伸)と非常に強い推移となりました。
今週の売買判断(日経平均4.3倍ブル型投信)
- 判定結果: 全日で購入見送り(ノーポジション維持)
- 検証内容:
MACDは8月5日のゴールデンクロス達成以降マイナス幅を縮小し、14日時点には「193.40」とプラス圏へ浮上して「🟢 モードA(上昇トレンドモード)」へ移行しました。上昇モメンタムは極めて強力でした。しかし、連日大幅高で推移したため、ルールで定めている「押し目買い基準(モードA:前日比 -1.0%〜-1.5% 以下の下落など)」に一切該当しませんでした。 高値飛び乗りによる過熱感での「高値掴み」を完璧に回避し、ルール通り厳格に静観できたことは大きな成果です。
2. 来週の想定レンジと注目価格帯
- 予想中心レンジ: 67,500円 〜 70,500円
- 想定最大レンジ: 67,000円 〜 71,000円
意識される重要価格帯
- 70,500円〜71,000円: 7万円突破後の上値目標ゾーン
- 69,600円〜70,000円: 今週高値および強い心理的上値抵抗帯
- 67,500円〜68,500円: 【最重要】過熱感冷却を確認しながら押し目買いを検討する本命ゾーン(25日線・健全な調整領域)
- 67,000円: 短期上昇トレンド維持の絶対防衛ライン
3. 来週の注目イベント・経済指標
来週は日米の重要指標発表と、FRBの金融政策を占う重要イベントが目白押しです。
- 8月17日(月)08:50: 日本 4-6月期GDP速報値
- ※結果が強すぎると日銀の早期追加利上げ思惑から「円高・株安」リスクに注意。
- 8月17日(月)11:00: 中国 7月主要経済指標
- 8月19日(水)08:50: 日本 6月機械受注
- 8月20日(木)〜22日(土): 米国 ジャクソンホール会議
- ※パウエルFRB議長の発言を控え、週後半は買い控えが出やすい環境。
- 8月21日(金)08:30: 日本 7月全国CPI(消費者物価指数)
4. 来週の値動き 3大シナリオ
🟨 メインシナリオ:前半に過熱冷却 ➔ 終盤にかけて再上昇
- 展開: 週前半に一時的なスピード調整が入り68,000円前後まで押し目を形成。過熱感の冷却と下げ止まりを確認後、68,500円〜69,000円台へ回復し、週後半に再び69,600円・70,000円突破を試す展開。
- 見方: 急騰後の自然で最も健全なスピード調整パターン。
🟩 上昇シナリオ:押し目を作らず70,000円突破へ
- 展開: 週明けから強い推移が継続。今週高値の69,600円を突破して定着し、そのまま70,500円〜71,000円を目指す。
- 見方: 強烈な上昇トレンド継続パターン。ただしルール上、高値追いの飛び乗り買いは行わず静観。
🟥 下落シナリオ:67,500円を割り込む深めの調整
- 展開: 日本GDPショックや急速な円高進行等をきっかけに、重要サポートの67,500円を明確に下割れ。
- 見通し: 上昇トレンドが一旦失速し、67,000円〜66,000円台までの調整を警戒する局面へ。
5. ルールに基づく来週のエントリー戦略(4.3倍ブル)
現在の相場モードは「🟢 モードA(MACD ≧ 0)」です。高値飛び乗り(ブレイクアウト買い)は厳禁とし、ルールで定められた押し目(前日比マイナス)までしっかり引きつけてエントリーします。
🔹 打診買い
- 実行条件: 前日比 -1.0% 〜 -1.5% 安の押しの形成 + RSI(14) 50〜60%付近
- 目安株価: 8/14終値(68,713.80円)基準で 約67,680円 〜 68,020円 レベルへの調整時
🔹 本気買い
- 実行条件: 前日比 -2.0% 以上の下落 + 25日線上維持 + RSI(14) 50%以下
- 目安株価: 8/14終値基準で 約67,330円 以下 への深めの調整時
安くなったからと感覚で買わずに数値を厳格にチェックし、条件に合致した段階でのみ分割買い下がりを実施します。
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