「大きなリターンが狙える」と人気のブル型(レバレッジ)投資信託。
僕自身もブル型投資信託をメインに運用しており、過去には基準価格が底値から大きく跳ね上がるような「夢のある値動き」を何度も体感してきました。
しかし、ブル型投信は高いリターンが期待できる一方で、正しい知識を持っていないと思わぬ損失を出してしまう「リスク」も存在します。
今回は、ブル型投信の基本的な仕組みから、特に注意すべき「減価リスク」、そして安全に運用するためのポイントを分かりやすく解説します!
1. そもそも「ブル型投資信託」とは?
「ブル(Bull)」とは、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草から「上昇相場」を意味する言葉です。
ブル型投資信託は、日経平均やS&P500といった元の指数(対象指標)に対して、2倍や3倍といった倍率で連動するように設計されたファンドのことを指します。
- 通常の投資信託: 指数が+5%上がれば、ファンドも+5%上昇
- 2倍のブル型投信: 指数が+5%上がれば、ファンドは+10%上昇!
相場が狙い通り上昇した時には、短期間で非常に大きな利益を得られるのが最大の魅力です。
2. 知っておくべき最大のリスク「レンジ相場での減価」
ブル型投信を運用する上で、絶対に知っておくべき現象が「減価(横ばい相場での値下がり)」です。
レバレッジがかかっている性質上、相場が「上がって下がって」を繰り返して元の株価に戻ったとしても、ブル型投信の基準価格は元に戻らず、少しずつ下がってしまいます。
💡 なぜ「減価」が起きるのか?(簡単な例)
例えば、基準価格100円の「2倍ブル型投信」があったとします。
- 1日目: 元の指数が「10%上昇」 ➔ ブル型は「20%上昇」して 120円 に。
- 2日目: 元の指数が「10%下落」 ➔ ブル型は「20%下落」します。
この時、120円の20%(24円)が引かれるため、基準価格は 96円 になってしまいます。
元の指数が「10%上がって、10%下がる」とほぼ元の位置に戻っているのに、ブル型投信は100円から96円に減ってしまうのです。これが「減価リスク」です。
そのため、株価が上がったり下がったりを繰り返す「揉み合い(レンジ相場)」が長く続くと、持っているだけで資産が目減りしていく特徴があります。
3. 減価リスクを防ぐ!僕が実践している3つの対策
「減価があるなら危険なんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ルールを持って正しく立ち回れば過度に恐れる必要はありません。
僕が実際に運用する中で意識している対策は以下の3つです。
① 基本は「短期保有」でサクッと利確する
長期間ダラダラと持ち続けると減価のリスクに晒されます。そのため、上昇の波に乗れたら「欲張りすぎずに利益を確定する」という短期売買スタイルを基本にしています。
② 「底値サイン」や「大きく下げた日」を狙う
相場の天井付近で買うのではなく、テクニカル指標の底値サインが出た時や、「1,000円以上大きく下落したタイミング」を狙って押し目買い(ナンピン)を行います。
低い位置で仕込むことで、その後の反発の波をしっかり利益に変えやすくなります。
③ 一時的な暴落でも焦って損切りしない
過去のトランプ関税での暴落時もそうでしたが、大きく下落した後は相場が回復して爆発的な上昇を見せることがあります。自分の購入ルールに沿って段階的に買い増しを行い、焦らず回復を待つメンタルも大切です。
まとめ:仕組みとリスクを理解してブル型を攻略しよう!
ブル型投資信託は、諸刃の剣と言われることもありますが、「短期保有を心がける」「減価のリスクを理解して買うタイミングを絞る」というルールさえ守れば、非常に強力な武器になります。
僕が日常的に実践している売買ルールや、暴落を乗り越えた実体験については以下の記事でも詳しく書いているので、ぜひ参考にしてみてください!
👉 [【保存版】ブル型投信で負けないための「僕の売買ルール」と下落時のナンピン戦略]

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