本日8月21日の日経平均株価は、前日比-200.43円の6万6,016.36円と小幅に反落して今週の取引を終えました。前場の急進に対する反動や週末のポジション調整売りが出たものの、後場には心理的節目である6万円台をしっかり維持して引けました。
本記事では、本日の市況概況から主要テクニカル指標の評価、運用中の「SBI日本株4.3ブル」の最新損益状況、そして来週の相場を左右する3大シナリオについて徹底解説します。
1. 本日の市況サマリー&主要テクニカル指標
- 日経平均終値: 66,016.36円(前日比 -200.43円 / -0.30%)
- 日経平均先物終値: 66,090円(前日比 -270円 / -0.41%)
- TOPIX終値: +0.19%(値上がり銘柄数が多く市場全体の地合いは底堅い)
- 主要テクニカル指標:
- MACD: 135.69(シグナル: 94.77 / ヒストグラム: +40.92)
- 25日移動平均線乖離率: +0.61%(終値ベースで25日線を約400円上回る)
- 25日騰落レシオ: 113.10%
- RSI(14): 56.65%
2. 本日の値動きと市場背景
前場は前日大幅高の反動や週末前のポジション調整、朝方発表された7月全国CPIを受けた国内金利・為替への警戒感から売りが先行しました。日経平均の上値を抑えた主因は指数寄与度の高いハイテク・半導体株の調整であり、TOPIXは+0.19%で引けていることからも全面安の展開ではありません。
後場に入ると、心理的節目である6万円付近で下げ渋る展開となりました。25日移動平均線(約6万5,500円)に接近する場面では押し目買いが入る一方、追撃売りも控えられ、下げ幅を大きく縮小して終了。急落後にもかかわらず6万円台の大台を維持して引けたことは、需給面でプラスの材料と評価できます。
3. テクニカル分析の精密評価
- 25日線の維持と過熱感の解消: 終値ベースで25日線をしっかり維持し、過熱相場から通常の調整局面へ移行しました。RSI(56.65)や騰落レシオ(113.10)も過熱圏から正常水準へ低下しており、再上昇に向けたエネルギーが蓄積された状態です。
- MACDモメンタムの急速な低下: MACDのデッドクロス自体は回避しているものの、ヒストグラムが前日の「+195.91」から「+40.92」へ急縮小しており、上昇勢いは急速に衰えています。来週前半にヒストグラムが再拡大に向かうか、デッドクロスへ至るかが最大の分岐点となります。
4. 「SBI日本株4.3ブル」の最新ポジション状況
- 購入履歴: 8月18日(1回目:75,212円)、8月19日(2回目:65,332円)
- 平均取得価額: 69,938円
- 本日(8月21日)予想基準価額: 67,876円(前日比 -1,214円 / -1.76%見込み)
- 損益額 / マイナス率: -2,062円(-2.95%)
ブル型ファンドは対象指数の動きに対して約4.3倍の倍率が働くため、本日のように日経平均が微減(-0.30%)にとどまった局面でも基準価額には相応の下落圧力がかかります。今週の乱高下の中で分割購入を実施したものの、本日の調整によって取得単価を下回る着地となりました。売却基準には達していないため、ルールに基づきホールドを継続しています。
5. 来週の重要価格帯と3大シナリオ
📍 重要価格帯
- 上値抵抗線: 6万7,000円(回復・突破で短期売り圧力が解消)
- 下値支持線: 6万5,500円(25日線)、6万5,000円(最重要サポート)、60,000円(心理的節目)
- トレンド転換警戒ゾーン: 6万2,800円〜6万3,500円(割り込むと明確な下降トレンド入りを警戒)
🟩 シナリオ①:反発上昇再開
- 発生条件: 6万5,000円〜6万5,500円のサポートを維持 / MACDヒストグラム再拡大 / 6万7,000円突破
- 今後の展開: 急落が健全な調整として完了した確率が高まり、6万8,000円〜6万9,000円台への再上昇を目指す展開。
🟨 シナリオ②:揉み合い・保ち合い
- 発生条件: 6万5,000円〜6万7,000円のボックス圏で推移
- 今後の展開: 8月27日〜29日のFRB議長講演(ジャクソンホール会議)などのイベント待ちとなり、方向感を欠く横ばい推移。ブル型投信の横ばい減価に注意が必要。
🟥 シナリオ③:下落継続警戒
- 発生条件: 6万5,000円割れ・25日線割れの定着 / MACDデッドクロス発生
- 今後の展開: 強気勢の撤退・ポジション解消が進み、6万3,000円前後までの深い調整を警戒する局面へ移行。リスク管理徹底のフェーズ。
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